コーヒーを飲むと眠れない人へ。元中毒者(1日7杯)が実践した「睡眠」と「コーヒー愛」を両立させる「夜デカフェ」活用術

コーヒー

毎朝、無理やり体を引きずって動いていませんか?

ひろ
ひろ

「コーヒーが大好きで、夕食後にもう一杯…」

「…そして、ベッドに入ってから『あ、目が冴えてる』と後悔する」

はじめまして、1日7杯のコーヒー中毒から好きなコーヒーの日本代理店にまでなった、ひろです。

かつての私は、夜遅くまでコーヒーを飲むせいで夜中に何度も目が覚め、朝は最悪の目覚め。

一杯目のコーヒーを飲むまでは頭に霧がかかったようにボーッとして、とてもじゃないですが仕事や家事などできませんでした。

まさに、カフェインをガソリン代わりにして、無理やり体を引きずって動かしていたのです。

「コーヒーは好き。でも、ぐっすり眠りたい!」

そんなジレンマを抱えるあなたに、カフェインが体に及ぼす「元気の前借り」の仕組みと、睡眠を犠牲にしないための「コーヒーを控えるべき時間帯」について、私の体験談とともにお教えします。

罪と罰:カフェインは「元気の前借り」である

なぜカフェインを摂るとシャキッとして、切れると眠くなるのでしょうか?

難しい話は抜きにして、一言でいうと、カフェインは「元気(集中力)の前借り」をする魔法だからです。

  • 飲む(アクセル全開):脳には本来、「疲れたから休め」と命令するブレーキ(アデノシン)があります。カフェインは、そのブレーキを無理やり外してしまう「興奮剤」です。
  • 切れる(利子の返済):ブレーキを外して元気を前借りしたのですから、その魔法が切れた時(=カフェインが切れた時)、本来の疲れが利子(禁断症状)を伴ってドッと押し寄せます。

1日7杯も飲んでいた頃の私は、この「前借り」と「利子の返済」を一日中繰り返していたわけです(笑)

読者が一番知りたい!コーヒーの「リミット」は何時?

では、その「前借り」による興奮状態は、どれくらい続くのでしょうか?

カフェインの効果が半分になるまでの時間(半減期)は、個人差はありますが平均4〜6時間と言われています。

つまり、

もしあなたが「午後3時」にコーヒー(前借り)をしたら…

「夜9時」になっても、まだその半分のカフェインが体内でハイテンション(ブレーキが外れた状態)なのです!

これではベッドに入っても脳は「まだ走れる!」と勘違いしているので、ぐっすり眠れるわけがありません。

結論:睡眠の質を守る「安全なリミット」は【就寝の6時間前】

そして睡眠の質を取り戻した今、私が推奨する「コーヒー摂取のリミット」は、

「(普通の)コーヒーを飲んでいいのは、【就寝の6時間前】まで」 です。

  • (例)夜11時に寝る人 → 「午後5時」がリミット
  • (例)夜10時に寝る人 → 「午後4時」

1日7杯飲んでいた頃の私は、平気で夜9時にも飲んでいました。今思えば、あれは「眠りが浅い」なんてものではなく、「脳が興奮したまま、体が気絶していた」だけだったのかもしれません。

(ちなみに今の私は、このルールと「夜デカフェ」のおかげで、目覚ましなしで10時半に寝て5時半にスッキリ起きる生活になりました!)

最大の問題:コーヒー好きは「夜こそ」飲みたい!

…と、ここで終わればただの健康ブログです。

真のコーヒー好きは、こう思うはずです。

「うるさい!夕食の後、映画でも観ながら飲むあのコーヒーが一番美味いんだ!」

わかります。

心の底からわかります。

あの「リラックスタイム」の香りを、「リミットだから」という理由だけで諦めるのは、人生の楽しみを半分捨てているようなものです。

解決策:夜は「本物の味」のデカフェに切り替えよ

そこで、です。

私たちが夜に求めているのは「カフェインの覚醒作用(前借り)」ではなく、「コーヒーの味と香りによる幸福感」のはず。

ならば、答えは簡単。

「リミットの時間(例:午後5時)までは普通のコーヒーを楽しみ、それ以降は『本物の味』がするデカフェに切り替える」

これが、1日7杯飲んでいた中毒者ですらたどり着いた、「睡眠」と「コーヒー愛」を両立させる唯一にして最強の解決策です。

「でもデカフェって、味が薄くてまずいんじゃ…?」

ご安心ください。それは10年前の話です。

今の「美味しいデカフェ」は、カフェインだけを安全に抜き取り、豆本来の風味をしっかり残しています。

【あわせて読みたい】

とはいえ、「美味しいデカフェ」と言われても、どれを選べばいいか分かりませんよね。 特に睡眠の質を考えるなら、カフェインカット率が90%台のものではなく、「99.9%カット(=残留率0.1%以下)」にこだわるべきです。

まめフク
まめフク

ご安心ください。「99.9%カットの美味しいデカフェ」を厳選したリストがあります。

まとめ:「睡眠」も「コーヒー愛」も、もう我慢しない

1日7杯飲んでいた私が「脳が気絶していた」状態から、「目覚ましなしで5時半に起きる」生活を取り戻せたのは、カフェインと上手に付き合う「ルール」を見つけたからです。

  • ルール1:普通のコーヒーは「就寝の6時間前」まで
  • ルール2:夜のリラックスタイムは「美味しいデカフェ」で心を満たす

「コーヒーが好きだから、睡眠の質は仕方ない」

「ぐっすり眠りたいから、コーヒーは我慢する」

そんな「0か100か」で悩む必要はもうありません。

この記事を読んだあなたが、睡眠もコーヒーもどちらも諦めず、豊かなコーヒーライフを送れるようになることを願っています。

まずは、今夜の1杯を「99.9%カットデカフェ」に変えることから試してみてくださいね

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