スーパーやネットでよく見かける「キーコーヒー インスタントコーヒー カフェインレス」
実はこの商品、口コミを見ると「今までで一番美味しい!」という絶賛と、「飲めたものじゃない」という酷評に、評価が真っ二つに分かれる不思議なコーヒーなんです。
なぜここまで評価が違うのでしょうか?
結論から言うと、この商品は「ガツンとした苦味」を求める人には合いません。
しかし、「スッキリした味」や「カフェオレ」が好きな人には、最強のデカフェになります。

今回は、意見が真っ二つに割れる「味」の評価をプロの視点で分析し、その後にこの商品だけの「特別なメリット」を解説します。
1. 【味の評価】「酸っぱい」のか「まろやか」なのか?
Amazonや楽天のレビューを見ると、味の評価が真っ二つに分かれていることに気づきます。
▼ 「イマイチ…」派の声
「酸味は無く苦味が勝っている様に感じます」
「酸味が強すぎて、好みではありませんでした」
「コーヒーの匂いが薄かった」
▼ 「美味しい!」派の声
「微妙に酸味は感じますが尖っていない。飲みやすくクリアな感じ」
「バランス良く美味しいです」
「まろやかな味で飲みやすいです!胃にも優しく感じます」
【ひろの分析】
なぜ評価が割れるのか?

それは、このコーヒーが「苦味を抑えた、非常に軽やかな(ライトな)味わい」だからです。
- 苦味派の人: 苦味が少ない分、「酸味」や「薄さ」を強く感じてしまい、「まずい」という評価になります。
- スッキリ派の人: 「クセがなくて飲みやすい」「ゴクゴク飲める」という高評価になります。
つまり、「ドシッとしたコク」を求めるならUCC(コク深め)、「サラッと飲める軽さ」を求めるならキーコーヒー、というのが正解です。
2. でも売れている!読者が選ぶ「2つの決定的なメリット」
味の好みが分かれるにも関わらず、なぜ多くのリピーターがいるのか?
それは、味の好みをカバーして余りある、この商品だけの「機能性」があるからです。
① 「冷たい牛乳」に一瞬で溶ける!(夏場最強)

「冷たい牛乳によく溶けて、ミルク多めのコーヒーが美味しい」
カフェインレスで冷たくても溶けるのは殆ど無い!
一般的なインスタントは少量のお湯で溶かす手間がいりますが、これはパウダー状なので冷たい液体にもダイレクトに溶けます。
「味の軽さ」も、牛乳と合わせることで「スッキリした美味しいカフェオレ」に化けます。
② 「50gの小瓶」が実は最適解
「小瓶は固まらないので良い」
市販の大瓶は半分くらいで湿気で固まったりして不衛生でした。
デカフェは毎日ガブガブ飲まない人も多いため、大瓶は最後「湿気った塊」になりがち。
最後までフレッシュな香りで飲み切れるのは、実は大きなメリットなのです。
3. 「味が薄い」原因は分量ミス?プロが教える「黄金比率」
レビューに「分量が分からない」「味が薄い」という声がありましたが、実はプロ推奨の「美味しい黄金比率」があります。
インスタントだからと適当に淹れず、一度この分量で試してみてください。
① 基本のホットコーヒー(黄金比は 2g : 140ml)
「薄い」と感じる人の多くは、お湯の量が多すぎるか、粉が少なすぎます。
- 粉の量: 2g(コーヒースプーン軽く2杯、またはティースプーン1杯)
- お湯の量: 140ml
【美味しく淹れるコツ】

カップにお湯を入れて事前に温めておくと、これだけで香りの立ち方が全く違います。
② 絶品カフェオレ(比率は 1 : 1)
このコーヒーが最も輝く飲み方です。
- レシピ:
- コーヒー粉 2g
- お湯 70ml(カップ半分)
- 温めた牛乳 70ml(カップ半分)
ポイント: お湯と牛乳を「1:1」にするのがバランス良く楽しむコツです。
③ アイスコーヒー(粉は「3g」に増やす!)
「アイスにすると薄くなる」という方は、粉の量が足りていません。
氷で薄まる分、濃く作るのが鉄則です。
- レシピ:
- 耐熱グラスに粉 3g(ホットより多め!)を入れる。
- お湯 40ml だけで溶かす。
- 氷をたっぷり入れて急冷する。
【ひろのアドバイス】

この商品は「水にも溶ける」のが特徴ですが、「少量のお湯で溶かしてから急冷」することをお勧めします。
濁りがなくなり、香りが立ちますよ。
4. 結論:あなたはどっち?
× 買わない方がいい人
・酸味がとにかく苦手な人
◎ 絶対に買うべき人
・苦いコーヒーが苦手で、サッパリした味が好きな人
・大瓶を湿気らせてダメにした経験がある人



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