「カフェインをできるだけ減らしたい」「デカフェの90%除去では物足りない」という方へ。この記事では、公式がカフェイン99.9%カット(残留量0.1%以下)を明記しているデカフェ8選と、カフェインゼロの穀物コーヒー1選をタイプ別にご紹介します。
9選を一覧で比較する
自分に合った商品を選ぶ参考に、主なポイントをまとめました。
| 商品名 | タイプ | カフェイン除去率 | 製法 | こんな方に |
|---|---|---|---|---|
| 辻本珈琲 | ドリップバッグ | 99.9%カット | スイスウォーター | 品種の多様さを楽しみたい方 |
| 銀河コーヒー | ドリップバッグ | 99.9%カット | スイスウォーター | 無農薬・コク重視の方 |
| プリセプト | ドリップバッグ | 99.9%カット | マウンテンウォーター | オーガニック重視の方 |
| タカムラ | コーヒー豆 | 99.9%カット | マウンテンウォーター | スペシャルティ品質を求める方 |
| ムセッティ | コーヒー豆 | 99.9%カット | CO₂抽出法 | エスプレッソ派の方 |
| TAIVAS COFFEE | コーヒー豆 | 99.9%カット | 非公開(薬品不使用) | 深煎り・しっかりコク派の方 |
| 幸せの豆の木 | ティーバッグ | 99.9%カット | 非公開(薬品不使用) | 手軽さ重視の方 |
| ウインドファーム | インスタント | 99.9%カット | マウンテンウォーター | インスタント+オーガニック派 |
| ボッテガバーチ | 穀物コーヒー | カフェインゼロ | 焙煎のみ | カフェイン完全ゼロを求める方 |
そもそもデカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いは?
この記事には2種類の商品が登場するため、まず言葉の違いを整理しておきます。
- デカフェ・カフェインレス:コーヒー豆からカフェインを除去した商品。全日本コーヒー公正取引協議会の基準では、カフェインを90%以上除去したものがこの表示を使えます。微量(0.1%以下)のカフェインが残る場合があります。
- ノンカフェイン:たんぽぽ・大麦・チコリなどコーヒー豆以外の植物を原料とした飲料。もともとカフェインを含まないため、残留量はゼロです。
「1mgでもカフェインを減らしたい」という方はデカフェ8選を、「完全にゼロにしたい」という方はノンカフェイン1選を参考にしてください。
言葉の違いをもっと詳しく知りたい方はこちら:デカフェ、ノンカフェイン、カフェインレスの違いは?体に優しいコーヒーの選び方
【ドリップバッグ】カフェイン99.9%カット 3選
① 辻本珈琲「デカフェドリップコーヒー」
デカフェ専門店のパイオニア的存在。コロンビア・モカ・バリアラビカ(アラビカ種〔コーヒー豆の品種のひとつ。風味が豊かで世界的に多く流通している〕)など種類が豊富で、デカフェとは思えない豊かな香りとコクが楽しめます。
- 製法:スイスウォータープロセス(水を使ってカフェインを除去する方法のひとつ)
- こんな人におすすめ:豆の種類や産地で風味の違いを楽しみたい方。デカフェ初心者から上級者まで幅広く対応できる品揃えが魅力です。
- 注意点:スイスウォータープロセスは風味が若干残りやすい製法ですが、品種ごとの個性もやや穏やかになる場合があります。
② 銀河コーヒー「バリ神山 デカフェ」
インドネシア・バリ島の「神山(キンタマーニ高原)」で無農薬栽培された豆を贅沢に使用。酸味が少なく、すっきりとした苦味と深いコクが特徴で、コーヒー好きも納得の味わいです。
- 製法:スイスウォータープロセス(水を使ってカフェインを除去する方法のひとつ)
- こんな人におすすめ:無農薬・オーガニックにこだわりたい方、しっかりしたコクと苦味が好きな方。
- 注意点:単一産地のシングルオリジンのため、ブレンドの複雑さより産地の個性を楽しむ方向きです。
③ プリセプト「有機栽培カフェインレスコーヒー」
カフェイン99.9%カットと有機JAS認定を両立。コロンビア産の有機アラビカ種(アラビカ種〔コーヒー豆の品種のひとつ。風味が豊かで世界的に多く流通している〕)を100%使用し、やわらかな酸味とマイルドな口当たりが楽しめます。
- 製法:マウンテンウォータープロセス(スイスウォーターと同じ水系製法の別名)
- こんな人におすすめ:とにかく安全・安心なオーガニックを選びたい方。酸味がやわらかく飲みやすいので、デカフェが初めての方にも向いています。
- 注意点:有機JAS認定品はコストがやや高め。価格を重視する方には割高に感じる場合があります。
【コーヒー豆・粉】カフェイン99.9%カット 3選
④ タカムラ コーヒー ロースターズ「デカフェ コーヒー豆」
大阪の大型スペシャルティコーヒー(品質評価機関による厳しい審査を通過した高品質なコーヒー豆)専門店が焙煎する高品質な豆。コロンビア産などを使用し、デカフェとは思えない華やかな香りとクリーンな後味が特徴です。
- 製法:マウンテンウォータープロセス(スイスウォーターと同じ水系製法の別名)
- こんな人におすすめ:コーヒーの品質やスペシャルティコーヒーという点にこだわりたい方。ミルで挽きたての香りを楽しみたい方にも。
- 注意点:豆のまま購入するためミルが必要。コーヒー器具を持っていない方は別途準備が必要です。
⑤ Musetti(ムセッティ)「デカフェ コーヒー豆」
イタリアの老舗ロースターで、デロンギも推奨。カフェイン残留量0.1%以下でありながら、エスプレッソの本場が認める豊かな香りとコク。ドライフルーツのような甘い余韻が楽しめます。
- 製法:超臨界二酸化炭素抽出法(CO₂抽出法の中でも特に高圧・高温の条件を使う高精度な方法)
- こんな人におすすめ:エスプレッソマシンやマキネッタで本格的なデカフェを楽しみたい方。イタリアンロースト系の風味が好きな方。
- 注意点:深煎りのイタリアンスタイルのため、酸味のある浅煎りが好みの方には向かない場合があります。
⑥ TAIVAS COFFEE(タイヴァス)「カフェインレス 豆」
化学薬品を一切使わずにカフェインを除去。深煎りならではのしっかりとしたコクと香ばしさがあり、「デカフェは味が薄い」と感じていた方にもおすすめできる一杯です。
- 製法:非公開(化学薬品不使用)
- こんな人におすすめ:デカフェでも深煎りのしっかりした苦味とコクを味わいたい方。化学薬品の使用を避けたい方。
- 注意点:製法が非公開のため、除去方法の詳細を確認したい方には情報が限られます。
【ティーバッグ・インスタント】カフェイン99.9%カット 2選
⑦ 幸せの豆の木「デカフェコーヒー ティーバッグ」
カフェイン99.9%除去のコロンビア産コーヒー豆を使用した、希少なティーバッグタイプ。お湯に浸しておくだけで、ドリップコーヒーに近い本格的な味わいが抽出できます。
- 製法:非公開(薬品不使用)
- こんな人におすすめ:ドリッパーを洗う手間を省きたい方。オフィスや旅行先でも手軽においしいデカフェを飲みたい方。
- 注意点:ティーバッグはドリップバッグと比べて抽出のコントロールがしにくく、濃さの調整が難しい場合があります。
⑧ ウインドファーム「有機カフェインレス インスタントコーヒー」
カフェインカット率99.9%を明記している、貴重な有機JAS認証インスタントコーヒー。メキシコ産の有機認証豆を使用し、フリーズドライ製法で豊かな香りを閉じ込めています。
- 製法:マウンテンウォータープロセス(スイスウォーターと同じ水系製法の別名)
- こんな人におすすめ:インスタントで、かつ「99.9%カット」と「オーガニック」を両方満たしたい方。忙しい朝や職場でのコーヒーに。
- 注意点:インスタントのため、豆から挽いたコーヒーと比べると香りや風味はやや劣る場合があります。
【ノンカフェイン】カフェイン完全ゼロ 1選
⑨ ボッテガバーチ「有機穀物コーヒー たんぽぽ」
コーヒー豆を一切使わない、有機大麦・ライ麦・チコリ・たんぽぽなどを焙煎した「穀物コーヒー」です。もともとカフェインを含まない植物が原料のため、カフェイン含有量はゼロ。香ばしさとほのかな苦味で、コーヒーの雰囲気を楽しめます。微量のカフェインも避けたい妊娠中の方やお子様にも選ばれています。
- 製法:穀物・根菜の焙煎(カフェイン除去工程なし)
- こんな人におすすめ:「99.9%でも不安」という方や、カフェインを完全に避けたい妊娠中・授乳中の方。コーヒーの雰囲気はそのままにカフェインをゼロにしたい方。
- 注意点:コーヒー豆不使用のため、コーヒーとは風味が異なります。「コーヒーらしさ」を求める方には物足りなく感じる場合があります。
まとめ
- 公式がカフェイン99.9%カット(残留量0.1%以下)を明記しているデカフェ8選と、カフェインゼロの穀物コーヒー1選を、ドリップバッグ・コーヒー豆・インスタントのタイプ別に紹介しました
- 手軽さ重視なら→ドリップバッグ・ティーバッグ・インスタント、風味重視なら→コーヒー豆(産地や焙煎が選べるもの)が向いています
- たんぽぽコーヒーなどの穀物コーヒーは「デカフェ」ではなく「ノンカフェイン」で、カフェイン含有量はゼロです
- 妊娠中・授乳中の方は、デカフェでも微量のカフェインが残る場合があるため、心配な場合は主治医に相談のうえ選んでください
- 製法(スイスウォータープロセス・マウンテンウォータープロセス・CO₂抽出法)によって味の傾向が変わるため、好みに合わせて選ぶのがおすすめです





コメント